魚をまるごと使いきります
水産の街、焼津の港に水揚げされる豊富な種類の魚は、おいしく料理して食べられるほかに缶詰、鰹節、蒲鉾や練り製品をはじめ、いろいろな食品に加工されています。
その過程で出てくる頭、尾、骨、内臓などの水産資源は、これまで価値のない廃棄物として扱われてきました。
しかし、地域全体では量的にもかなり膨大なものであり、水産資源の加工には大気を汚す悪臭や、河川を汚す原因となっておりました。これらの水産資源を積極的に有効利用し、飼料用や肥料用の魚粉、濃縮エキス、ソリューブル、そして魚油はDHA、EPAの生産原料として高度利用することが株式会社焼津ミールの仕事です。
高度の公害防止策の実施によって、汚水や悪臭を適正に処理し、環境の保全に務めることも私たちの重要な任務です。魚のお引取りについて
お引取り可能なモノ
マグロ、カツオ、アジ、サケなどの一般的な食用の魚類。
(ふぐなど毒を有する魚類は遠慮させていただいています。)
お引取りできないモノ
イカ、カニ、毒を有する魚類
製品案内
飼料用魚粉
弊社の魚粉は、魚の残渣を乾燥させて粉末にしています。 飼料用は畜産・養殖業の餌の原料として出荷されています。
肥料用魚粉
弊社の魚粉は、魚の残渣を乾燥させて粉末にしています。 お茶、野菜などの農作物の肥料として出荷されています。
濃縮エキス
魚の煮汁を酵素分解して濃縮したものです。 飼料・肥料、両方に使われます。
魚油
マグロ及びマグロ以外の魚から油を抽出しています。 マグロ油は、DHAの原料として使用されます。マグロ以外の魚油は「DHAの原料」や「畜産・養魚のエサ」に使用されます。
SDGsへの取り組み
つくる責任 つかう責任 | 「フィッシュをフィニッシュ」までをスローガンとし 水産加工の過程において廃棄物として扱われてきた頭、尾、骨、 内臓等を有効活用。水産資源のリサイクルとして高度利用しています。 | |
海の豊かさを守ろう | 魚の加工につきものである汚水や悪臭に徹底した対策を講じ 環境への影響を最小限に抑える活動を実施しています。 | |
陸の豊かさも守ろう | 魚の加工につきものである汚水や悪臭に徹底した対策を講じ 環境への影響を最小限に抑える活動を実施しています。 |